クラウンプライドが差し切りV(提供:At The Races)
現地時間26日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー(G2・ダ1900m・1着賞金58万米ドル)は、好位集団の外でレースを進めたD.レーン騎手騎乗のクラウンプライド(牡3、栗東・新谷功一厩舎)が、逃げ粘るサマーイズトゥモロー(牡3、首・B.シーマー厩舎)をゴール前で交わすと、最後はこれを2.3/4馬身差突き放して優勝した。勝ちタイムは1分59秒76(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着にアイランドファルコン(牡3、首・S.ビン・スルール厩舎)が入った。
レイワホマレ(牡3、栗東・高柳大輔厩舎)は6着、セキフウ(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)は8着、コンバスチョン(牡3、美浦・伊藤圭三厩舎)は11着だった。
勝ったクラウンプライドは、父リーチザクラウン、母エミーズプライド、その父キングカメハメハという血統。16年のラニ以来史上2頭目の日本調教馬による同レース制覇を果たした。
開業3年目の新谷功一調教師は、自身初の重賞勝利をドバイの地で飾った。