【地方競馬】91年ジョージモナークで殊勲の早田秀治がラスト騎乗

2022年03月31日 12:23

 引退のあいさつをする早田秀治

 大ベテランが現役に別れを告げた。早田秀治騎手(62)=大井・フリー=が30日、大井競馬10Rオルトスラッガー号の騎乗を最後に引退。1976年11月6日のデビューから46年間の騎手生活にピリオドを打った。通算成績は1万858戦1030勝。

 1981年カツラギセンプーでのアラブダービー制覇に始まり、同年スズユウ、99年オリオンザサンクスで東京ダービーを2勝。そのオリオンザサンクスではジャパンダートダービーも制覇。他にもダイコウガルダン、トチノミネフジなど名馬の手綱を取り、地方重賞V40の功績が輝く。

 91年オールカマーでは大井所属馬ジョージモナークとコンビを組んで殊勲。6番人気ながらも並み居るJRAの強豪馬を撃破し、中央競馬でも重賞制覇を果たした。

 大井10Rのラスト騎乗は11着。「最後のレースでは前々に行こうと思ったのですが、だんだん遅れてしまい残念でした。(騎手生活は)結構、短く感じましたね。ご声援ありがとうございました」とセレモニーであいさつ。名手はムチを置いた。

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