3日、かきつばた記念(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)が名古屋競馬場で行われ、武豊騎手騎乗の2番人気
メイショウバトラー(牝7、栗東・高橋成忠厩舎)が直線で内を突いて抜け出し優勝した。勝ちタイムは1分27秒8(良)。1.1/2馬身差の2着には逃げた3番人気
サチノスイーティー、さらにハナ差の3着には単勝1.4倍の圧倒的1番人気に推された
リミットレスビッドが入った。
勝った
メイショウバトラーは、父メイショウホムラ、母はJRA3勝の
メイショウハゴロモ(その父ダイナガリバー)という血統。04年小倉大賞典(GIII)優勝など4歳時までは芝を中心に活躍していたが、昨年春に脚部不安による1年5か月の長期休養から復帰すると、その後は活躍の場をダートに移してプロキオンS(GIII)、サマーチャンピオン(交流GIII)、
シリウスS(GIII)とダート重賞を3連勝。続くJBCマイル(交流GI、川崎)でも
ブルーコンコルドの2着に入った。しかしその後は苦戦が続いており、今回が
シリウスS以来約7か月ぶりの勝利となった。通算成績29戦9勝(うち地方5戦2勝、重賞5勝)。