今週も先週に続いて、東京・中京・新潟の3場開催。重賞は、まず土曜日に中京競馬場で3歳の芝GIII戦・葵S(中京・芝1200m)、そして、日曜日に東京競馬場で3歳クラシックの頂点を決める一戦GI・ダービー(東京・芝2400m)、さらには最終12レースにはGII目黒記念(芝2500m)も行われます。
今週の注目は、なんといってもダービーでしょう。
1冠目の皐月賞では単勝オッズ10倍以下の馬が6頭もいる混戦のなか、5番人気だったジオグリフが1着に。2着3番人気イクイノックス、3着1番人気ドウデュースと、人気勢はそれなりに好走しました。今回は、その皐月賞出走上位に加え、青葉賞1・2着馬、京都新聞杯1着馬、毎日杯1着馬、プリンシパルS1着馬、NHKマイルC2着馬らが加わる超豪華メンバー。世代の頂点となる1頭へと覇を競う興味深い一戦です。果たしてどんなレースとなるのか? 人気上位メンバーを確認しておきましょう。
現在、1番人気が予想されているのは、イクイノックス(牡3・美浦・木村厩舎)。前走皐月賞では2着でしたが、鞍上はデビュー以来引き続きルメール騎手。先週制したオークスと同じ大外18番からのレースとなります。これに続くのがダノンベルーガ(牡3・美浦・堀厩舎)。皐月賞4着ですが、共同通信杯ではジオグリフにも勝っている馬です。皐月賞3着ドウデュース(牡3・栗東・友道厩舎)はGI朝日杯FSの勝ち馬。クラシック2冠目を目指すジオグリフ(牡3・美浦・木村厩舎)は、鞍上2年連続ダービー制覇の福永騎手で不安なし。ほかにはオニャンコポン(牡3・美浦・小島茂厩舎)、キラーアビリティ(牡3・栗東・斉藤崇厩舎)なども人気になりそうです。
もちろん混戦。そんなときにこそチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナルツール『調子偏差値』。『調子偏差値』は出走馬の調子を偏差値化。ランキング順でも表示できる競馬予想ツールです。激走する可能性ある人気薄や危険な人気馬も数値でチェック可能。調子が上がっている馬は「急上昇」でピックアップします。
それでは5月27日(金)に出た『ダービー』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
まず1番人気が予想されるイクイノックスは、偏差値74での5位になりました。とはいえこの馬は皐月賞時点では偏差値60程度。「急上昇」の1頭はこの馬となっています。
続いて2番人気予想のダノンベルーガは偏差値75での2位。これも皐月賞時よりは数値を上げてきています。
さらに3番人気が予想されるドウデュースも偏差値75での3位に。この馬も朝日杯FS制覇のときと同じ数値まで上げてきています。
そして「急上昇」としては、なんともう1頭が出現しています。そして偏差値75での1位には、また別の中位人気の馬が登場しています。これは気になるところです。
さてあなたの本命候補はどんな偏差値となっているか? ダービーの調子偏差値を是非チェックしてみてください。
なお日曜日中京11R『白百合S(L)』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます! ※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。
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