2021年のオークスを制したユーバーレーベン(撮影:下野雄規)
前走の札幌記念で11着だったユーバーレーベン(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)は、10月30日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)へ。その後はジャパンカップ(GI)への参戦を予定している。
ユーバーレーベンは父ゴールドシップ、母マイネテレジア、母の父ロージズインメイ。半兄に昨年の新潟記念(GIII)覇者マイネルファンロンがいる血統。
2020年6月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし勝利。阪神ジュベナイルF(GI)での3着を始め、重賞戦線で早くから活躍を見せた。そして、翌年のオークスをソダシやアカイトリノムスメを抑えて勝利し、見事に樫の女王の座を掴み取った。
その後、秋華賞(GI)やジャパンカップ(GI)にも出走。ドバイシーマクラシック(G1)にも挑戦し、凱旋門賞出走予定のGI・2勝馬パイルドライヴァー(Pyledriver)に次ぐ5着となった。通算成績は12戦2勝。