【POG】初戦から期待大!3億3000万円馬オープンファイアは次週いよいよデビュー(栗東発)

2022年09月03日 10:44

斉藤崇厩舎からヤマニンウルスに続く逸材が飛び出すか

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 8月27日の新潟新馬戦(芝1800m)はリアルスティール産駒のフライヤートゥルー(牡、橋口)が先行抜け出しでV。新種牡馬の同産駒は早くも3勝目を決めた。僚馬で半姉のレーヌブランシュは20年関東オークス、21年レディスプレリュードと交流のJpn2を2勝。ダート戦線で活躍していたこともあり同馬について、師は「血統的にもダートがいいのかなという気持ちはありましたが、芝で思った以上にいい走りをしてくれました」と振り返り、ご満悦だ。今後は放牧を挟んで、紫菊賞(10月15日・阪神、芝1800m)を目指す。

 次週の注目新馬は、8月20日の小倉新馬戦(ダート1700m)で2着馬に4秒3の大差勝ちを決めたヤマニンウルス(牡)が記憶に新しい斉藤崇厩舎の2頭を挙げたい。

 1歳セレクトセールで3億3000万円(税込み)の高値で取引されたオープンファイア(牡、父ディープインパクト、母ゴーマギーゴー)は、11日の中京新馬戦(芝2000m)をルメールJで予定。「道中の走りも、追ってからの反応もいいですね。馬体もだいぶ締まってきました。(大型馬だけど)しなやかですし、柔らかみもあります」と師はかなり期待をしている様子。スケールの大きな走りで、初戦から注目の一頭だ。

 ルーラーシップ産駒のスマイルスルー(牡、母スマイルシャワー)は10日の中山新馬戦(芝2000m)を横山武Jで予定。師は「ルーラーシップ産駒らしい少し頭の高いところはありますが、気持ちは前向きですし、心肺機能も高いです。柔らかみのあるいいキャンターをしますね」と手応えは上々。東西の芝2000mの新馬戦で初陣Vを目指す。

 新潟2歳S11着のチカポコ(牝、西園正)は、ききょうS(17日・中京、芝1400m)へ。「少し距離が長かったかも。千四で巻き返したい」と師。(馬三郎栗東支局・塩手)

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