検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

【POG】札幌2歳Sは2頭の走りに熱視線(美浦発)

2022年09月03日 11:27

新潟2歳Sを制したダノンバラード産駒のキタウイング

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



 先週の新潟2歳Sを制したのはキタウイング(牝、小島)。連闘での重賞制覇となりました。これで馬主のミルファームは夏の新潟で重賞2勝目。勢いがありますねぇ。ダノンバラード産駒はこれがJRA重賞初制覇となりましたね。先週の当ブログでも少し触れましたが、いったん海外に行ったものの、ビッグレッドファームが日本に買い戻して最初の世代がこの2歳。すでにミシシッピテソーロ(牡、畠山)がOPのダリア賞を制していましたが、これで新潟の2歳OP戦は2つともダノンバラード産駒が制したことになります。来年は種付け料が高騰しそうですねぇ(笑)。ちなみに2着のウインオーディン(牡、鹿戸)も連闘策での臨戦でしたので、重賞競走で連闘馬がワンツーという珍しいケースにもなりました。なかなかトピックが多かった今年の新潟2歳S。やや寂しいメンバー構成となっていましたが、今年の新潟開催の傾向が色濃く出たレースになったのかなと思います。キタウイングは阪神JF(12月11日・阪神、芝1600m)へ直行する予定です。

 さて、今週は札幌2歳Sが行われますが、個人的には新馬戦で対決するはずだったシャンドゥレール(牡、国枝)とブラストウェーブ(牡、大竹)の走りに注目しています。ブラストウェーブシャンドゥレールが勝った新馬戦で除外されて2週後の函館新馬戦で勝利を挙げていますが、先週の新潟2歳Sで3着だったシーウィザード(牡、鹿戸)も同じ新馬戦を除外されて翌週の函館新馬戦にスライドしたものでした。シャンドゥレール組からは3着だったマイネルビジョンが既に勝ち上がっており、その新馬に出走投票していた4頭がすでに勝ち上がっていることになります。除外されたこその結果ではありますが、これはなかなか珍しいことだと思います。果たしてブラストウェーブシーウィザードがそこに出走していたらどういう結果になったのかそれは分かりませんが、もしかしたら伝説の新馬戦と呼ばれるレースになっていた可能性も…。もちろん他の出走馬の走りも楽しみなのですが、そんな2頭がどんな走りを見せてくれるか楽しみにしています。

 8月28日の新潟芝1600m新馬戦を勝ったのはクロスライセンス(牡、鹿戸)でした。近親にスワーヴリチャードがいる血統で、本馬が母の初子。決して馬格は大きくないものの、見事なレースとなりましたね。次走は秋に備えるとこのこと。

 東京の新馬戦を勝ってから放牧に出ていたウンブライル(牝、木村)の次走がもみじS(10月16日・阪神、芝1400m)とクラブから発表がありました。目標の阪神JFに向けて適切なレースを選んだとのこと。どんなレースをしてくれるか楽しみですね。

 近親に、訃報のニュースがあったばかりのゼンノロブロイの名前もあるインヴェントーレ(牡、古賀、父ハービンジャー、母ワンブレスアウェイ)は19日・中山、芝2000mでデビューする予定。母も愛知杯を勝っていますし、母の姉妹にはキャットコインロックディスタウンもいる血統馬。まずは無事にデビュー戦を迎えてほしいですね。(馬三郎美浦支局・木村)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。