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カヨウネンカ状態は良好(8日・常木)
土曜中山11R・紫苑S(芝2000m)に出走する
カヨウネンカ(牝3歳、美浦・斎藤誠)。キャリア12戦目で初勝利を挙げて、今回はそれ以来となる格上挑戦となる。師は「成長を促す意味で放牧を挟んだ。疲れは抜けたし、リフレッシュしていい状態で臨める。差しが利くイメージのレースで、鞍上とも手が合いそう。なんとか距離をこなしてくれれば」と意気込んだ。
◆ローズS予定の矢作勢2騎は気配上々(8日・浜口)
来週のローズS(18日・中京)に出走予定の
ラリュエル(牝3歳、栗東・矢作)と
パーソナルハイ(牝3歳、栗東・矢作)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。前者は6F82秒7-11秒2(馬なり)。終始楽に追走し、最後は相手に合わせる余裕があった。馬体もふっくらと見せており、上々の気配にある。後者は6F82秒7-11秒2(一杯)。手応え劣勢ながらもしぶとく食らいつき、時計的には十分に動けている。このひと追いでスイッチは入りそうだ。
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アートハウス仕上がり十分(8日・城谷)
来週のローズS(18日・中京)を予定している
アートハウス(牝3歳、栗東・中内田)が、主戦の川田を背に栗東CWで1週前追い切りを消化。道中からリズム良く駆け、最後の直線でも鞍上が少し促す程度で、併走馬を3馬身ほど引き離す豪快な伸び脚を発揮。6F81秒4-35秒7-11秒0(G前強め)と文句なしの時計をマークした。8月中旬から順調に乗り込んだこともあり、馬体に太めもなくレースへ向けて闘争心も徐々にアップ。直前はサッと流す程度で十分なほど仕上がっている。
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テイエムサウスダン復帰戦へ着々(8日・石渡)
今年の根岸Sを勝ち、フェブラリーSで2着。その後の交流GI・かしわ記念を3着し、休養していた
テイエムサウスダン(牡5歳)が美浦・蛯名正厩舎へ転厩。本日、美浦坂路で北村宏騎手を背に4F53秒7-39秒5-13秒6をマークした。これが美浦での3本目の時計となるが、徐々に気持ちが入って、重苦しさも感じられなくなってきた。今後の動向に注目したい。
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ラーグルフ距離克服が鍵(8日・澤田)
前走で2勝クラスを勝ち上がった
ラーグルフ(牡3歳、美浦・宗像)はセントライト記念(19日・中山)へ参戦予定。「体調が整わず予定を延ばした前走が、レースでは狭いところを割って伸びていい内容でした。その後は厩舎に在厩して調整。普段はだいぶ落ち着きが出てきましたね。2200mという距離がどう出るかでしょう」と師。
◆格上馬をあおった
アステロイドベルト(8日・吉田)
アステロイドベルト(セン5歳、栗東・池江)が栗東坂路で重賞ウイナーの
ヴェルトライゼンデをあおる動きを披露。時計は4F53秒0-11秒9(馬なり)で、復帰戦に向けて視界良好。血統的にまだ伸びしろは見込める一頭で、一変する可能性は十分だ。
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