JRA競馬学校騎手課程第39期生による第3回模擬レース(ダート1400メートル)が10月21日、東京競馬場で行われた。JRAの石川裕紀人騎手、菅原明良騎手の騎乗馬を含む8頭立てで行われて、
ダテノイグナイト(セン7歳)に騎乗した小林美駒(こばやし・みく)さんが2着馬に2馬身差をつけ、第1回に続き2勝目を飾った。
小林美駒さんは「もともとゲートが速い馬なので、前の方につければなと思っていた。主張している田口貫太(テン
トップギア)の馬もゲートが速いので、その次につけられればなと思っていて、イメージと同じような競馬ができました。東京競馬場は、自分が見ていた側と、乗っている側では本当に違いました。直線は長いと聞いていましたが、思った以上に長くて、焦ったところもありましたが、落ち着いて乗れたところもあったので、次にまた乗せてもらえる機会もあるので、日の経験を生かしていければなと思います」と力を込めた。
2着の石田拓郎君は「直線でムチを落としたのが悔しかったです。2着まできていましたし、次は落とさないようにしたいです」と反省した。
3着の田口貫太君は「逃げようと思っていました。前回と前々回が消極的になってしまっていたので、今回は積極的に乗ろうと思っていて、やっぱり逃げるにはコーナーのラチとの距離は意識しないといけないと思っていたので、しっかりラチの距離も確保しながらコーナーリングもすることができたので、良かったかなと思います」と振り返った。
4着の小林勝太君は「スタートを出てから逃げ馬の後ろには行きたかった。もう少し押していって位置を取りにとりにいこうと思っていたけど、それができなかったこが反省です」と語った。
5着の河原田菜々さんは「前回、コーナーをふくれてしまってタイトに回れなかったので、内枠ということもあってタイトに回れるように意識して回りました。コーナーでちょっと近すぎると注意を受け、それは次に生かしたいと思います」と反省を生かす構え。
6着の佐藤翔馬君は「前回、前々回とすごい中途半端な競馬をしてしまったので、今回こそは積極的に乗ろうと思っていたので、それが今回はできて、負けてしまいましたが、良かったかなと思います」と成長を実感していた。