20年デビューの原優介騎手(22)=美浦・小桧山=が先週の新潟で2勝を挙げ、JRA通算31勝に到達した。今週から減量が▲3キロ減→△2キロ減へ。G1騎乗も可能となった。
特に土曜6Rの
エクストラノートは出遅れながら、馬群を縫って勝利を決めた。「いい競馬ができたと思います。トップの先輩たちは、馬込みに入って厳しい競馬をしています。これまで自分は外を回す競馬ばかりでしたから」とうなずいた。
春は安田記念に自厩舎の
トーラスジェミニとのコンビで臨むプランがあった。オーナーから“ぜひ、原で”との要望を受け、師匠の小桧山師に“31勝到達指令”を厳命されたが、奮闘むなしく達成できず。「これまで多くの依頼を頂きながら、勝ち切れないレースばかりで迷惑をかけてきました。遅いぐらいです」と反省することを忘れない。
今週からは福島にフル参戦。日曜9Rの
ポケットシンデレラがイチ推しだ。「だいぶ馬を動かせるようになってきたという自覚はあります。さらに磨きを掛けていきたいですね」と意気込みを示した。(デイリースポーツ・村上英明)