キラーアビリティは弟の勝利に続けるか(撮影:下野雄規)
6日に東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・ハンデ・芝2500m)。その前日となる5日の東京競馬で、同レース出走馬の弟たちが続けて勝利をあげた。
東京4Rでは、坂井瑠星騎手騎乗のシュタールヴィントが勝利。同馬は父ロードカナロア、母マルセリーナ、母の父ディープインパクトという血統。半兄にラストドラフト、ヒートオンビートがおり、2頭ともアルゼンチン共和国杯に出走予定だ。
東京6Rでは、C.ルメール騎手騎乗のジェイパームスが新馬勝ち。同馬は父ジャスタウェイ、母キラーグレイシス、母の父Congareeという血統。半兄に昨年のGI・ホープフルSを制したキラーアビリティがおり、こちらもアルゼンチン共和国杯に出走する。
ラストドラフトにとっては久々の重賞勝利、ヒートオンビートにとっては悲願の初重賞制覇、キラーアビリティにとってはGI馬の復活がかかる一戦。この3頭は前日の弟たちの勝利に続けるか、注目したい。