11月12日の福島11R・奥羽S(ダート1700メートル、15頭立て)は、2番人気の
ジャズブルース(牡3歳、栗東・吉村圭司厩舎、父
オウケンブルースリ)が、最後の直線で力強く抜け出し、3連勝でオープン入りを決めた。勝ちタイムは1分44秒7(良)。
スタート直後に1番人気の
コパノニコルソンが落馬する波乱の幕開けとなったが、
ジャズブルースの強さだけが際だった。道中は先団の外めを追走。勝負どころを抜群の手応えで進出すると、最後の直線では逃げた馬をあっさりとかわすと、あとは後続を引き離す一方。最後は2着の
ペイシャキュウ(斎藤新騎手)に5馬身差をつけた。
団野大成騎手は「前回の勝ち方からきょうは通過点だと思っていました。返し馬を含めて、折り合いも精神面も成長を感じました。(スタートで)一頭アク
シデントがありましたけど、あの馬が走っていても勝てていたと思います」と喜んだ。