レーン騎手を背に坂路をアステロイドベルト(右)と併せ馬で追い切るヴェルトライゼンデ
◆第42回
ジャパンC・G1(11月27日、東京・芝2400メートル)1週前追い切り=11月16日、栗東トレセン
オールカマー7着の
ヴェルトライゼンデ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父
ドリームジャーニー)は
ダミアン・レーン騎手が騎乗。
アステロイドベルト(5歳3勝クラス)を4馬身追走し、51秒1―12秒0の好時計で併入した。池江調教師は「良かったです。軽くアクションをつけただけでこの時計。レーン騎手が『春よりシャープになった』と言っていた」と手応え十分だった。
屈腱炎による1年以上の休養を経て、鳴尾記念で復活V。休み明けの前走は敗れたが、「上積みはある。(前走は)力を出し切れずに終わった。今は脚元に不安はなく、スタッフの毎日のケアの効果もあり、強い調教ができている」と万全を強調した。