東京、阪神、福島競馬場の3場開催で土曜、日曜で合計10鞍が行われた新馬戦。外厩別ではチャンピオンヒルズが3勝の固め打ち。山元TCが2勝と相変わらずの好調ぶり。
【11月19日・阪神5R、2歳新馬、芝1200メートル、良馬場=14頭立て】
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グランテスト(牝2歳、栗東・今野貞一厩舎、父
ロードカナロア、母オーヴィレール、母の父シンボリクリスエス)454キロ、馬主=下河辺隆行、生産牧場=下河辺牧場
【血統】シンボリクリスエス産駒の母は芝1200〜1800メートルで4勝を挙げた快速系。
ロードカナロア×シンボリクリスエスは
レッドガランを出した注目の配合。
【レースVTR】スタートは速くなかったが、すぐに勢いがついて先行集団へ。外の3番手を抜群の手応えで追走した。余力十分に直線を向くと、残り1ハロンを過ぎて先頭に立ち、2着に1馬身半差をつけた。勝ち時計は1分10秒3。
【コメント】坂井瑠星騎手「調教通りの走りでした。いい内容だったと思います。まだ気性に難しいところがあるので、うまく向き合っていければ」
【将来性】★★★ ※今野調教師は「パドックで急に気合が乗り始めて心配しましたが、ゲート裏で落ち着いてくれました。遅かったゲートは必死に練習しました。現状は1200メートルが合っていますね。落ち着いて運べるようになれば、もう1ハロンくらいは延ばせそうかなという感じです」とコメントした。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
グレートサンドシー◇19日東京4Rダ1400(チャンピオンヒルズ)
モズメイメイ ◇19日東京5R芝1600(山元TC)
グランテスト ◇19日阪神5R芝1200(チャンピオンヒルズ)
スマートフォルス ◇19日阪神6Rダ1400(吉澤ステーブルWEST)
ドットクルー ◇19日福島5R芝1800
マジカルワード ◇20日東京5R芝2000(松風馬事センター)
ダルタニアン ◇20日東京6R芝1400(山元TC)
タッチウッド ◇20日阪神4R芝2000(ノーザン
ファームしがらき)
ベラジオオペラ ◇20日阪神5R芝1800(チャンピオンヒルズ)
パルクリチュード ◇20日福島6Rダ1700(ノーザン
ファーム空港)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ