カトレアステークスに勝利したコンティノアール(カメラ・池内 雅彦)
11月26日の東京9R・カトレアS(2歳オープン、ダート1600メートル=10頭立て)は、2番人気の
コンティノアール(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父
ドレフォン)が、オープン初勝利を挙げた。祖母は06年のエリザベス女王杯の勝ち馬
フサイチパンドラで、叔母にG1・9勝の
アーモンドアイがいる血統。勝ち時計は1分36秒6(稍重)。
スムーズにスタートを決めて、道中は中団6番手で流れに乗った。手応え良く直線を向くと、鞍上のアクションに応えて加速。最後まで長く脚を使って、2着の
ミラーオブマインドに半馬身差をつけた。
初コンビのレーン騎手は「いいクラス(オープン)で、いいレースができた。すごくポテンシャルがある。2歳のわりに体が出来上がっていて、センスもある。これからさらに
ステップアップできそう。楽しみですね」と、素質の高さを評価した。
矢作調教師は「ここでは力が上だと思っていた。前回(2着)は調教師のミスで体が重かったし、勝たなきゃいけないと思っていた。いずれにせよサウジとかドバイに行きたいので、ここで休ませるかは馬の様子を見て。使うとなれば川崎(全日本2歳優駿)だけど、間隔もあまりないので」と、今後の展望を語った。