昨年の東京大賞典優勝時のオメガパフューム(撮影:高橋正和)
2018年から2021年にかけて東京大賞典を4連覇した
オメガパフューム(牡7、栗東・安田翔伍厩舎)は、12月7日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる予定。
オメガパフュームは父スウェプトオーヴァーボード、母オメガフレグランス、母の父ゴールドアリュールという血統。社台
ファームの生産馬で2017年の千葉サラブレッドセールにて、1620万円で落札された。
2018年1月の3歳新馬戦でデビューし、初勝利。3歳時から中距離ダート路線のトップクラスと戦い、同年のジャパンダートダービー・JBCクラシックで2着に好走。暮れの大一番、東京大賞典では歴戦の古馬を退け、デビューから1年足らずでGI制覇を果たした。
その後、古馬になっても活躍は続き、2019年には帝王賞と東京大賞典を制覇。2020年・2021年も東京大賞典で優勝を飾り、前人未到の同競走4連覇を達成した。当初は2021年いっぱいで引退し、種牡馬入りするプランだったが、今年に入って引退を撤回。現役を続行し、
アンタレスSを制している。
通算成績は26戦11勝(うち地方11戦5勝)。総獲得賞金は7億5207万円(うち地方5億4125万円)。
(JRAのホームページ)