【有馬記念】タイトルホルダー 横山和と息ピッタリ 栗田師「悪い点なかった」

2022年12月16日 06:00

 きっちり先着を決めたタイトルホルダー(左)=撮影・園田高夫

 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 ファン投票1位のタイトルホルダーが15日、美浦Wで力強く躍動した。横山和を背に、僚馬アウトパフォーム(3歳2勝クラス)を追走。滑らかにスピードに乗って直線で内に入ると、残り1Fからさらに加速。派手なパフォーマンスこそ見せなかったが、馬なりで6F84秒0-37秒6-11秒5をマークして半馬身先着を決めた。

 人馬の呼吸がピタリと合った追い切りに、栗田師は「いい感じで走っていたし、ラストもしっかり動いていた。悪い点はなかった」と満足そう。「帰厩後テンションが高く力みが見られたが、なだめる調整を続けてスムーズな追い切りができた」と合格点をつけた。

 大外枠の昨年は5着に終わったが、実績をさらに重ねた今年、ファンの支持に応えて春秋グランプリ制覇といきたい。「この馬のパフォーマンスが出せるようにやるだけ」と師は全力投球の構え。残り1週。慎重に丁寧に歩みを進め、現役最強をアピールする。

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