デビュー勝ちしたテーオーヴァイナー(カメラ・岩崎 龍一)
1月15日の小倉5R・3歳新馬(芝1200メートル=18頭立て)は、4番人気の
テーオーヴァイナー(牡、栗東・藤岡健一厩舎、父
ビッグアーサー)がデビューVを飾った。勝ち時計は1分9秒9(稍重)。
伸び上がるようにスタートし、押して押してハナに立つ。2ハロン進んだところで外の
アスクダイアムーン(3着、浜中俊騎手)にハナを譲り、2番手の外を追走。残り200メートルで先頭に立ち、フラフラしながら
ジャミーレ(2着、団野大成騎手)以下の追い上げを1馬身半差で振り切った。
23年初勝利の藤岡康騎手は「スタートは上手に出ましたが、物見して、ちゅうちょしながら走っていました。前に1頭行ってくれて、いい形で運べました。直線で先頭に立つと物見をしてブレーキをかけたり、まだ幼いですね。これから良くなる馬です」と成長に期待を寄せた。
藤岡調教師は「もう少しスタートは速いと思ったけど、物見していた。調教時計も出ていて、ソコソコやれると思ってたし、追ってからしっかりしていたね。お腹も出ているし、まだまだ仕上がってない。様子を見て小倉でもう一発!」と喜び、かささぎ賞(2月4日、小倉・芝1200メートル)辺りが視野に入る。