永島まなみ騎手は土曜が小倉、日曜は中京で合計16鞍に騎乗 スナークレジストは「折り合い面に進境がありました」

2023年01月27日 09:22

永島まなみ

 永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=は今週、土曜が小倉、日曜は中京で8鞍ずつに騎乗する。先週は日曜小倉2RをトーホウフランゴでV。21年10月31日の阪神5R(ジャマン)以来、自厩舎の馬でJRAでの勝利を挙げた。「先生(高橋康調教師)は小倉にいらっしゃらなかったので、電話しました」と喜んだ。今週はJRAで3週連続勝利を目指す。

 日曜は、デビューから手綱を執り〈3〉〈2〉〈2〉着のペイシャフラワー(5R)ありきで中京に参戦。「普段あまりCWコースで追い切らないので、先週はスッと反応できませんでしたが、順調にきていると思います。間隔が空いたぶん、息がどうかですが、1600メートルはもちますし、チャンスはあると思います」と期待を寄せる。

 スナークレジスト(日曜中京10R)は、自身が中京参戦を決めてから継続騎乗の依頼を受けた。前走は減量のきかない特別戦で、15番人気ながら僅差の3着に導き、「58キロも大丈夫でした。少し(ハミを)かむので、後ろで折り合い重視で運びましたが、折り合い面に進境がありました。少し左にもたれますが、特別でもやれると思います」と癖を把握し、自身初の特別レースVを意識。

 前走は3番人気で7着と、期待を裏切ってしまったシゲルオトヒメ(日曜中京7R)は「結果的に少し早仕掛けになってしまいました。使うごとに良くなっていますし、少頭数で競馬もしやすそうです。やれる力はあります」とチャンスをうかがう。

 新馬のクインズサクヤヒメ(日曜中京6R)は25日の追い切りに騎乗し、「まだ非力ですが、雪で馬場が悪い中、最後の動きは良かったです。芝の実戦で良さが出れば」とイメージした。

 【土曜小倉】

1R・サブエガ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父キトゥンズジョイ)

2R・トリプルウイナー(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父ビッグアーサー)

3R・ナツイロノオトメ(牝4歳、栗東・角田晃一厩舎、父ミッキーアイル)

5R・ツーウィング(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父エピファネイア)

6R・ポルトドール(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父モーリス)

7R・ケイティレインボー(牡4歳、栗東・杉山佳明厩舎、父サトノアラジン)

11R・サニーオーシャン(セン5歳、美浦・中野栄治厩舎、父ゼンノロブロイ)

12R・ダノンカオス(セ6歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父ダノンシャンティ)

 【日曜中京】

1R・ペイシャコリン(牝3歳、美浦・伊藤伸一厩舎、父トゥザワールド)

2R・ダンツセリカ(牡3歳、栗東・谷潔厩舎、父エピファネイア)

3R・ロッシーニ(牝3歳、美浦・深山雅史厩舎、父ダンカーク)

5R・ペイシャフラワー(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父ニシケンモノノフ)

6R・クインズサクヤヒメ(牝3歳、栗東・平田修厩舎、父ルーラーシップ)

7R・シゲルオトヒメ(牝4歳、栗東・谷潔厩舎、父ベルシャザール)

8R・マサカウマザンマイ(牡5歳、美浦・青木孝文厩舎、父キンシャサノキセキ)

10R・スナークレジスト(牡6歳、栗東・川村禎彦厩舎、父トゥザグローリー)

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