昨春にはヴィクトリアマイルに出走したヴィルシーナ(ユーザー提供:はあちゃまさん)
西の名門・友道康夫厩舎が京都牝馬S(4歳上、GIII、阪神芝1400m)に
ディヴィーナ(牝5)で参戦。自身4回目となる2週連続のJRA重賞制覇を狙う。
友道厩舎はJRA重賞を58勝しているが、2週連続の制覇は過去3回。13年5月5日の新潟大賞典(
パッションダンス)→5月12日のヴィクトリアマイル(
ヴィルシーナ)、17年11月18日の東京スポーツ杯2歳S(
ワグネリアン)→11月26日の
ジャパンC(
シュヴァルグラン)、21年5月2日の天皇賞・春(
ワールドプレミア)→5月8日の京都新聞杯(
レッドジェネシス)がある。そして、そのうちの2回に
ディヴィーナの母ヴィルシーナと叔父
シュヴァルグランが係わっているのが面白い。
ディヴィーナはオープン昇級後、11着、13着、4着と結果が出ていないが、折り合いを欠いたり、馬場に泣いたりと、いずれも明確な敗因がある。過去4勝は2000mで1勝。1600mで3勝。1400mは初めてとなるが、前進気勢が強いタイプだけに合うだろう。厩舎は先週、土曜のクイーンC(
ハーパー)、日曜の京都記念(
ドウデュース)と2日連続重賞V。その勢いに乗って、待望の重賞初制覇といきたい。