東京向きの決め手を持つルージュカルミア(昨年5月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)
日曜東京7Rの4歳上1勝クラス(芝1800m)は
ルージュカルミア(牝4、美浦・木村哲也厩舎)が勝つ。
父ディープインパクト×母の父ストームキャットの配合から、
キズナや
リアルスティール&
ラヴズオンリーユーの兄妹など、多くの活躍馬が出ているのは広く知られるところだ。そして、この黄金配合が最も勝利を挙げているコースが東京芝1800m。延べ46戦で[13-6-4-23]の勝率28%。単勝10倍以内に限れば[13-6-3-9]の勝率42%まで跳ね上がる。
ルージュカルミアも例に漏れず、3走前にこのコースで初勝利。中団から鋭く伸びて、現3勝クラスの
ボルザコフスキーを捕らえてみせた。休み明けで昇級戦だった前々走は、展開不向きの中、よく追い上げて0秒5差の6着。前走は中団後ろから外を回しながら伸びて0秒1差の3着だから、いずれも着順以上の内容だったといえる。得意の東京芝1800mに替わる今回は、待望の2勝目に手が届くはずだ。