藤田菜七子騎手は小倉最終週は9鞍に騎乗 土曜4鞍中3鞍はJRA女性騎手4人そろい踏みに

2023年02月24日 12:04

藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は2月25、26日の小倉最終週は9鞍(土曜4鞍、日曜5鞍)に騎乗する。土曜の2、3、5Rは、栗東の永島まなみ、古川奈穂、今村聖奈騎手も騎乗予定で、JRA所属女性4騎手が勢ぞろいとなった。

 日曜3Rは2戦連続で連対を確保しているアイファースキャンとデビューから6戦連続でコンビを組む。前走は控える競馬でも結果を残し、初勝利が目前まで迫っている。「あと少しという悔しい競馬が続いています。前走はスタートでつまずいてしまいましたが、挽回して差す競馬ができたのは収穫でした。どんな競馬もできるので、この適条件で何とか勝ち切りたいですね」と初勝利へ導く構えだ。

 日曜10Rは2走前に2着に健闘したエニシノウタ。今回で4戦連続での騎乗となる。前走は中団後方からじっくりと運び、末脚勝負に懸けたものの7着に終わった。「前走は超スローペースになって動けませんでした。このクラスでも通用する能力があるので、もっと流れてくれれば力を発揮できると思います」と期待の一頭だ。

 土曜3Rはフレンドパルと3戦連続でコンビを組む。近2走は前、前で立ち回る安定した先行力を発揮し(3)(4)着と堅実に駆けている。「前走は外枠からのスタートで前半に脚を使わされて、しまいが甘くなりました。この条件が合っているので、今回は内枠を引いて何とかここで決めたいですね」と内めの3枠4番をゲットし、好ムードだ。

 土曜9Rはユカリプレリュードに騎乗する。昇級初戦だった前走は、果敢に先行したものの、直線入り口で手応えが怪しくなり8着に敗れた。「気持ち的に頑張りすぎるところがあって、前走は4コーナーで手応えが悪くなりました。このクラスでも通用する先行力を持っている馬なので、今回は馬具を工夫して、少しでも落ち着いて走れれば」と指摘する。

【土曜小倉】

2R・マーマネ(牝3歳、栗東・梅田智之厩舎、父サトノクラウン)

3R・フレンドパル(牝5歳、美浦・深山雅史厩舎、父ロードカナロア)

5R・ピュアゴールド(牝3歳、栗東・小崎憲厩舎、父スクリーンヒーロー)

9R・ユカリプレリュード(牝3歳、美浦・根本康広厩舎、父キタサンブラック)

【日曜小倉】

2R・コンスタンシア(牝3歳、美浦・田中剛厩舎、父モーリス)

3R・アイファースキャン(牡3歳、美浦・根本康広厩舎、父アイファーソング)

6R・チカリヨン(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎、父ハーツクライ)

7R・ミナモトフェイス(牝4歳、栗東・清水久詞厩舎、父キタサンブラック)

10R・エニシノウタ(牝5歳、栗東・笹田和秀厩舎、父キズナ)

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