中山巧者のマリアズハート(今年1月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
土曜中山11RのオーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)は
マリアズハート(牝7、美浦・菊沢隆徳厩舎)で高配当を狙う。
重賞では6戦して全て4着以下。それだけにワンパンチ足りないと思われるかもしれないが、昨年のオーシャンSを見れば印象は変わるはず。というのも手応え良く直線に向きながら、残り100mまで前が壁になって脚を余したから。それでいて0秒4差の7着だから、スムーズなら勝ち負けになっていたかも。少なくとも重賞で全く足りない馬ではない。
中山芝1200mは [3-3-0-3]の成績が示すようにベスト。昨年のスプリンターズSでも外枠の差し馬には厳しい条件下ながら、0秒5差の8着に健闘している。ならば、このメンバーでも展開一つでやれていい。フルゲートらしいハイペースになることを信じ、ゴール前の大逆転を待ちたい。