休み明け2戦目で2勝目を目指すゴッドブルービー(昨年8月撮影、ユーザー提供:トニーP76さん)
土曜阪神6Rの3歳1勝クラス(ダ1800m)は
ゴッドブルービー(牡3、栗東・角田晃一厩舎)の巻き返しを期待したい。
鮮烈だったのは前々走の未勝利勝ちだ。好位から勝負所で先頭に立つと、そこからグングンと後続を突き放して5馬身差の圧勝。何より注目したいのは2着以下の馬のその後の活躍ぶりだ。3着
デルマソトガケは全日本2歳優駿、10着
ゴライコウは北海道2歳優駿を制覇。さらに4着
フェルヴェンテが現オープンなら、2着
メイクザビート、5着
シゲルスナイパー、6着
スペキオサレジーナも既に未勝利を卒業している。まさに“伝説の未勝利戦”とでも言うべきハイレベル戦だったのだ。
休み明けの前走は好位から伸びを欠いて5着に終わったが、プラス26kgの数字が示す通り、体つきに余裕があったので致し方ない。叩き2戦目の今回、鞍上に武豊騎手を配してきた陣営の勝負気配から察するに、出来アップは確実。ならば、あっさりのシーンまで期待できそうだ。