待望の初勝利を目指すイヴィステラ(昨年1月撮影、ユーザー提供:みゅーがさん)
【馬場情報】
3場揃って芝ダートともに良の見込み。まずは中山から。先週の芝は、開幕週の先々週に比べて速い時計が出ていた。今週もほぼ同じレベルの時計が出るだろう。内外の差はなく、ペース次第では外からの差しも決まる。
ダートは乾燥しているので大型馬に注意したい。
阪神の芝は外回りで差しが決まりやすくなってきた。一方、内回りはペース次第で内を回した馬に分がある。
ダートは当日の傾向を見ないと何とも言えないが、上級戦では差しも届きそう。
中京の芝は1回開催後に芝が張り替えられた内側を通れる馬が有利。内枠の逃げ先行馬中心の組み立てでいいだろう。
ダートは金曜朝の含水率が1.1〜1.3%なので、相当に乾燥している。まずは大型馬に要注意。脚質に関係なく4角までにスタミナを消費しそうで、差しが決まりにくくなるかも。
【注目馬】
中山9R・トップオブジェラス…今回と同じ中山ダ1800mだった前走の勝ちっぷりが良く、昇級は不問。530kgの大型馬だけに、今の馬場も合う。
阪神10R・パラレルヴィジョン…明らかに小回りは不向きなので、中山内回りの前走3着は致し方なし。直線の長い阪神外回りなら確勝級だ。
中京12R・イヴィステラ…兄姉にGI馬が3頭もいる血統馬。明らかに軽い芝向きなので、力を要する馬場だった前走(小倉芝1800m)の4着は健闘といえる。一転して開幕週の中京、しかも芝の綺麗な内側を走れる最内枠なら、待望の初勝利に手が届いていい。