JRA交流・逆瀬川特別を制覇したケンジーフェイスと関係者(撮影・中山伸治)
「JRA交流・逆瀬川特別」(29日、園田)
開催2日目の11Rで行われ、地元5頭、JRA6頭の計11頭により、距離1400メートルで争われた。6番人気の
ケンジーフェイスが道中8番手から直線強襲を決めて快勝。2着は3番人気の
ベストオブラックが半馬身差まで迫り、兵庫県競馬所属の地元馬2頭がワンツーフィニッシュを決めた。3着には2番人気でJRAの
シンリミテスが入った。
ケンジーフェイスが必勝パターンの展開をものにした。今村聖奈騎乗の
ナオミニデレデレヤが好スタートを決めて逃げると、いつも通りに後方待機で脚をためた。「仕掛けてからの手応えは良かった。流れに乗って行けばいいと思ったが、前のペースが遅かったので直線が長く感じた」と田野豊。3角からスパートしてJRA勢をまとめて退けた。
管理する中塚猛師は「狙い通りの展開。地元の馬で1、2着を争えたのは良かった。9連勝した
ケンジーフェイス、8連勝した
ベストオブラックの争いにも決着がついた」と喜んだ。