昨年のベルモントS(米G1)を勝ったジャジル
Jazil(牡4、米・K.マクラフリン厩舎)が現役を引退し、来年から米・ケンタッキー州レキシントンのシャドウェル
ファームで種牡馬入りすることがわかった。
ジャジルは、父Seeking the Gold、母がデムワーゼルS(米G2)勝ち馬
Better Than Honour(その父Deputy Minister)、祖母がケンタッキーオークス馬
Blush with
Prideという血統の米国産馬。半妹に今年のベルモントSなど米G1・4勝のラグストゥリッチズ
Rags to Riches(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)、従妹に今年の愛オークス(愛G1)などG1・4連勝中の
ピーピングフォーン Peeping Fawn(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)がいる。04年キーンランドセプテンバー
イヤリングセールにて72万5000ドルで落札されていた。
05年10月にデビューし、3戦目で初勝利。3歳時はウッド
メモリアルS(米G1)2着、ケンタッキーダービー(米G1)4着を経て5番人気で出走したベルモントSを快勝した。その後は管骨を痛め、約7か月後に復帰したが3戦して勝てず、4月の
エルクホーンS(米G3)12着が最後のレースになった。通算成績11戦2勝(重賞1勝)。