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ソリストサンダー抜群の加速力で迫力十分(20日・竹村)
かしわ記念(5月4日・船橋、ダート1600m)を目指している
ソリストサンダー(牡8歳、栗東・高柳大)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。テンから意欲的に運びながら、しまいも抜群の加速力を見せて6F79秒6-11秒5をマーク。8歳とはいえ全く衰えはなく、引き続き動きは迫力十分だ。昨年はドバイを挟んでの参戦で連戦続きだったが、今年はゆとりのあるローテーションで抜かりのない仕上げ。昨年2着以上のパフォーマンスが見られる可能性はある。
◆動き滑らかな
キングズパレス、3勝クラスでも能力上位(20日・森元)
9日の鹿野山特別を楽勝した
キングズパレス(牡4歳、美浦・戸田)が、美浦Wで松岡を背に5F71秒8-12秒8(馬なり)をマーク。前走後まだ間もないため、サラッと流した程度だったが、動きは滑らか。プリンシパルS2着の実績があり、3勝クラスに昇級しても能力は上位。軌道に乗ってきた素質馬の次走が今から楽しみだ。
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ディープボンドGI奪取へ感触上々(20日・堀尾)
来週の天皇賞・春(30日・京都、芝3200m)を予定する
ディープボンド(牡6歳、栗東・大久保)が、和田竜を背に1週前追い切りを実施。鞍上は「1カ月あいていたので併せ馬で一杯に追った。陣営からも『叩いて良くなっている』と聞いていたけど、トモが柔らかくしっかり踏み込めていた。滑らかになった感じはあります」と
ジャッジ。「京都コースに苦手なイメージはないし、流れひとつでしょう」とGI奪取を狙う。
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ディープボンドが上々の時計をマーク(20日・城谷)
天皇賞・春(30日・京都、芝3200m)へ3年連続で挑戦する
ディープボンド(牡6歳、栗東・大久保)が栗東CWで1週前追い切りを消化。僚馬
ダノンピーカブーを約1秒追い掛ける形でスタート4角過ぎで馬体を並べると、鞍上の和田竜のゲキに応えて1馬身抜け出したところがゴール。6F79秒8-36秒2-11秒4(一杯)と1週前としては上々の時計をマークした。さすがに若い頃のような派手なアクションは見せないが、無駄な動きが少なく晩成のステイヤーとしてかなり完成してきた。
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デュアリストはかきつばた記念へ(20日・森田)
今週の京都競馬場グランドオープン記念に出走予定だった
デュアリスト(牡5歳、栗東・安田隆)は、かきつばた記念(5月2日・名古屋、ダート1500m)に向かう。補欠1番手だったが、上位馬(
ペルアア)が回避したため。距離自体は少し長いかもしれないが、小回りコースなら対応できそう。どんな競馬をするか楽しみだ。
◆覚えて損なし!
ハンディーズピークが障害試験に合格(20日・浜口)
平地3勝クラスの
ハンディーズピーク(牡5歳、栗東・大久保)がこの日、障害試験に合格した。
スピードの落ちない飛越で終始リズムが良く、記録した1周のタイムは95秒0とかなり優秀なものだった。今後が楽しみな一頭で覚えておいて損はないだろう。
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ロードエクレールは平城京Sへ(20日・常木)
総武Sで8着に敗れた
ロードエクレール(牡5歳、美浦・斎藤誠)は、平城京S(5月6日・京都、ダート1800m)を目標にする。
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アフリカンゴールド上昇ムード(20日・竹原)
天皇賞・春(30日・京都、芝3200m)に出走する
アフリカンゴールド(セン8歳、栗東・西園正)が栗東CWで1週前追い切り。時計は6Fから81秒4-37秒0-11秒9(一杯)。
イスラグランデ(4歳1勝クラス)に0秒1先着した。最近は併せて遅れることが多かったが、今回はきっちり先着。使われながら状態、気配ともに上向いている印象だ。
◆機敏な脚取りの
ケイデンシーマーク(20日・吉田)
立て直しを図った
ケイデンシーマーク(牝3歳、栗東・安田隆)だが、その効果は絶大。この日の栗東坂路で4F52秒4-12秒2(馬なり)を計測した。機敏な脚取りで、初戦から能力全開の態勢。距離短縮なら面白そうだ。
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