前走の未勝利を快勝したレシプロシティ(ユーザー提供:ikaduchiさん)
東京11Rのフローラステークス(3歳牝・GII・芝2000m)はレシプロシティ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)で勝負する。
最大の推し材料は血統だ。キズナ産駒は21年以降、東京芝2000mで[7-1-2-12]の勝率32%、複勝率46%と素晴らしい成績を残している。さらには母系も優秀。半兄のサトノインプレッサが20年毎日杯の覇者なら、おいのオニャンコポンは昨年の京成杯の勝ち馬。早い時期の重賞に滅法強い血統でもあるのだ。
前走の未勝利はスローペースが影響して、平凡な勝ち時計だった。ただ、ラスト2Fは推定11秒6-11秒7で減速なくまとめているし、本質的には持久力タイプ。ペースが流れれば、いくらでも詰めることが可能だ。血の後押しもあるだけに、いきなりの重賞挑戦でも好勝負になっていい。