◆「ウチのヘニーヒューズ産駒は走る」サトノフェニックス手応え十分(3日・安里)

　祖母に05年全日本2歳優駿覇者グレイスティアラを持つサトノフェニックス(牡2歳、栗東・西園正、父ヘニーヒューズ、母マーメイドティアラ)は、6月17日の阪神5R新馬(ダート1200m)でデビューする予定。「タガノビューティーやサトノギャロスをはじめ、ウチの(厩舎の)ヘニーヒューズ産駒は走る。雄大な馬格の持ち主。ゲートが速くてスピードがある」と師はデビューが待ち遠しい様子だった。

◆母は仏G3馬＆兄は新馬勝ち　メリージェーン素軽い脚さばき披露(3日・石渡)

　母に仏G3勝ち馬を持つメリージェーン(牝2歳、美浦・鹿戸、父ドゥラメンテ、母トゥアーニー)が美浦に入厩。この日は美浦坂路を軽めのキャンターで駆け上がった。入厩して間がないものの、テンションの高揚はなく素軽さのあるフットワークが好印象。半兄のノックオンウッド(セン5歳、美浦・堀)は20年6月に東京で新馬勝ちを飾っている。

◆母は北米重賞で好走　デルマアートマン早期デビューが期待できそう(3日・浜口)

　デルマアートマン(牡2歳、栗東・友道、父オルフェーヴル、母オータムフラワー)がこの日、栗東Eのゲート練習で軽快な走りを披露。体の使い方が柔軟で、いい瞬発力を備えていそうな印象を受ける。母は17年北米G1・サンタマルガリータSの3着馬。4月28日の栗東坂路では4F55秒9と早くも時計を出しており、早期デビューが期待できる一頭だ。

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