◆初障害のハンディーズピーク、狙いは初戦！ (4日・堀尾)

　土曜新潟4Rの障害未勝利(芝2890m)に出走するハンディーズピーク(牡5歳、栗東・大久保)は障害初戦。「平地の時でもやる気ひとつで走りが違うタイプ。まだ障害を跳ぶことに飽きていないので、そういう時の方が走りに集中できるかも。試験の時計は良かったし、鞍上も相手次第でやれますという感触でした」と師。初戦が狙い時だ。

◆エエヤンは東京もOK、大仕事を期待(4日・文元)

　ニュージーランドTでは、好位から抜け出して見事に3連勝を決めたエエヤン(牡3歳、美浦・伊藤大)。「勝負どころで他馬に寄られて行きたがる面を見せていたが、本当に掛かり癖のある馬なら、あの形になったら手に負えない。すぐに収まり直線では早めに先頭に立ち、そこからは堂々とした走りっぷり。1戦ごとに強くなってきた」と師は目を細める。日曜東京11R・NHKマイルC(芝1600m)に出走。「最終追い切りでは強過ぎず軽過ぎず、適度な負荷を与えられた。やわらかみのあるフットワークでストライドも大きいので東京は合いそう。負けん気が強く走りに対して真面目過ぎるところがあるが、それをレースでは持ち味として生かせれば大きな仕事をしてくれそう」と期待は大きい。

◆日曜は京都で騎乗の杉原騎手、お目当てはエッセレンチ(4日・玉川)

　7日は京都で騎乗する杉原。お目当ては10Rの橘Sで騎乗するエッセレンチ(牝3歳、美浦・蛯名正)だ。前走はラストで桁違いの伸びを見せて楽勝。「出来は良し」と鞍上。オープンでも通用しそうで期待できる。

◆賞金加算をもくろむマイネルラウレア、京都の外回りは合う(4日・矢野)

　皐月賞14着のマイネルラウレア(牡3歳、栗東・宮)は、土曜京都11R・京都新聞杯(芝2200m)で賞金加算をもくろむ。前走は3戦目で初めて黒星を喫したが、「予定した弥生賞と毎日杯を使えずにぶっつけだったし、初めての多頭数でのレース。道中も若さを見せていたが、いい経験にはなったと思う。今回は中2週で使えるし、上積みが見込めます。時計が速くなった時にこの馬の脚を使えるかだが、エンジンの掛かりが遅いところがあるので京都の外回りコースは合っていると思う」と増井雅助手は見直す構えだ。

◆末脚勝負のレイテントロアー、東京変わりで反撃だ(4日・武山)

　日曜東京8Rの2勝クラス(ダート1300m)に出走するレイテントロアー(牡6歳、美浦・嘉藤)。前走は6着に負けたが、上がりはメンバー最速をマーク。「引き続きいい状態にある。展開のはまり待ちのタイプだけど、楽しみはあります」と師。直線の長い東京コースで一変を期待したい。

◆休み明けVのセイウンハーデス、重賞奪取へ出来は上昇(4日・赤木)

　日曜新潟11R・新潟大賞典(芝2000m)に出走するセイウンハーデス(牡4歳、栗東・橋口)がこの日、栗東坂路で最終追い切りを行った。4F51秒7-12秒1の時計に「予定していたよりも速くなったけど、もともと攻め駆けするタイプで全く無理はしていませんからね。一度使って明らかに馬は良くなっています」と師は好感触を伝えた。

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