2歳馬情報「厩舎編」がスタート。東西有力厩舎の素質馬たちを全12回で紹介します。この中に、来年のクラシックホースがいるかも!?第6回は鹿戸厩舎編。
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23年も楽しみな駿馬がそろった。
インナーレルム21(牡、父
ドゥラメンテ)は「あか抜けた馬体でいいバネを持っている。大物感がありますね。夏くらいのデビューを視野に入れたい」と鹿戸師が期待する一頭だ。祖母にG1・2勝馬
ダンスインザムードがいる
エレクトリックブギ(牡、父
ブリックスアンドモルタル、母カイザーバル)は「黒くて見栄えのする好馬体。距離はマイルぐらいが合いそうです」と
スピードを感じさせる。既にゲート試験は合格しており、早期デビューを目指していく。
コイヌール(牡、父
リオンディーズ、母ウインジュビリー)は「いい
スピードがあるし、距離も2000メートルぐらいまでなら持ちそう」と高く評価。前向きな気性がいい方へと向けば、早期の重賞でも活躍が狙えそうだ。仕上がりの早い
レッドセニョール(牡、父
リアルインパクト、母ポルケテスエーニョ)も、6月の東京デビューに向けて態勢を整えている。
22年の朝日杯FS3着馬
レイベリングの全弟Noyelles21(牡、父
フランケル)も、迫力満点の馬体が目を引く。「
スピードと
パワーを兼ね備えていそう」と、兄に引けを取らない素質を秘めていそうだ。