土曜は朝から砂塵が舞い上がるほど強風が吹き荒れている。この日の最初の芝戦が4レース(3歳未勝利、芝1600メートル)で行われたが、直線は向かい風の影響もあり、上がり3ハロン最速は34秒4と先週より時計を要している。さらに前に行った馬たちは粘り切れず、好位で脚をためた馬によるワンツー決着。もろに風を受ける逃げ馬にとっては、厳しい条件となっている。
横山和生騎手騎乗の
ランプシー(牡3歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ハーツクライ)は、初の2000メートルになるが、デビュー戦のように好位で脚をため、ロスなく運ぶには絶好の最内枠をゲット。紙面上の印は▲だが、逃げ馬を風よけに末脚を温存し、直線で抜け出せば、勝ち負けまで期待できる。