今週の土曜日は、京都競馬場で葵S(GIII・芝1200m)が行われます。
重賞に格付けされたのは
2018年と日は浅いですが、昨年の勝ち馬
ウインマーベルは同年のスプリンターズSで2着と好走。2年前の勝ち馬
レイハリアは同年のキーンランドCで優勝。3年前の勝ち馬
ビアンフェは翌年の函館スプリントSで優勝。また、2着以下にも短距離重賞で活躍する馬が多数出ており、ス
プリント路線の出世レースとも言える一戦です。
過去5年で前走1着馬は27頭が出走し3勝2着1回3着2回。出走頭数が多いので複勝率は低いですが、複勝回収率は102%と優秀。また、5着以下だった馬も1勝2着5回3着2回と変わり身を見せていますが、それらの8頭中5頭は前走で6番人気以内の支持を集めていた事は覚えておきたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週のオークスでは【残った馬】の
リバティアイランドが優勝し
ハーパーが2着となりワンツー決着。昨年の葵Sでは【残った馬】の
コムストックロードが9番人気で2着と好走。【注目の穴馬】として取り上げた
ブレスレスリーが4番人気3着と結果を残しています。
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走10番人気以下(前走桜花賞組は除く)
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:
エレガントムーン、
タマモブラックタイ(過去の該当馬:22年
カイカノキセキ3番人気5着)
※データは重賞に格付けされた
2018年からの5レースを参照しています。
上位人気が予想される
タマモブラックタイが該当しました。
前走である程度の人気を集めていた馬が良績を残しているのは先述した通りです。一方で前走10番人気以下だった馬はいかなる着順でも結果を残せていません。3着以内に好走していたとしても、その時の条件に高い適性があっての結果だった可能性が高いです。そして、凡走している馬に関してはそもそもの能力に疑問符が付きます。
タマモブラックタイに関しては重賞勝ち馬ではありますが、その時の鞍上である幸騎手が他馬に騎乗しているのも決していい要素とは言えないでしょう。重賞を勝っている馬よりも評価の高い馬に騎乗していると考えられますし、上位人気が想定されるだけに配当妙味もなく軽視するのが正解ではないでしょうか。
前走10番人気以下で好走するケースは桜花賞に出走していた馬です。それは桜花賞がス
プリント要素も問われるからではないかと考えられます。
スピードの持続力が要求されやすいため、そこでの経験が今回に活きてくると思われるので注意したいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。