4日、園田競馬場で行われた地方交流重賞・姫山菊花賞(3歳上、ダート1700m、1着賞金500万円)は、吉田稔騎手騎乗の3番人気{horse=2001104363:ウイニングウインド}(牡6、愛知・原口次夫厩舎)が、好スタートから道中は2番手を追走、4角手前から早めに先頭に踊り出ると、直線でも脚色は衰えず、好位から伸びてきた圧倒的1番人気(単勝1.7倍)チャンストウライに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分49秒0(良)。さらに2馬身差の3着には逃げ粘った2番人気ジョイーレが入った。
勝ったウイニングウインドは、父ペンタイア、母イイデリズム(その父リズム)という血統。伯父に95年京都障害S(秋)を勝ったマヤノギャラクシーがいる。03年9月に美浦・阿部新生厩舎からデビューし、16戦1勝の成績で05年12月に現厩舎に転入。移籍後は順調に勝ち星を重ね、昨年のくろゆり賞(笠松)で重賞初制覇。今夏は名港盃(名古屋)、くろゆり賞(笠松)を制して重賞2連勝中だった。今回が重賞7勝目。通算成績29戦16勝(うちJRA19戦1勝、重賞7勝)。