6日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1400m)は、勝浦正樹騎手騎乗の1番人気ディアディアー(牡2、美浦・柄崎孝厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬ウインマーベラス産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは1分27秒3(良)。1/2馬身差の2着には5番人気アゲハチョウ、さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気ストロングマリオンが入った。
勝ったディアディアーは、父ウインマーベラス、母が00年平安S(GIII)2着のシアトルブリッジ(その父スキャン)という血統。06年HBAオータムセールにて500万円(税抜)で落札されていた。7月8日に函館でデビューし、今回が6戦目だった。
ウインマーベラスは、父サンデーサイレンス、母がJRA3勝のミヤビサクラコ。全兄に98年北海道3歳優駿(交流GIII)を勝ったキングオブザンデー、全弟に03年NSTオープンなど現7勝のロイヤルキャンサー(牡9、栗東・森秀行厩舎)がいる。
99年11月に栗東・森秀行厩舎からデビューし、01年ディセンバーS(OP)など平地で6勝を挙げた後に障害入り。03年京都ジャンプ(JGII)など重賞を4勝し、04年中山大障害(JGI)でも2着に入った。通算成績48戦12勝(うち障害9戦6勝、地方3戦1勝、重賞4勝)。
初年度は10頭に種付けを行い、5頭が血統登録。地方では3頭が出走している。