7月9日の函館・芝1800メートルでデビューを予定しているソダシの半弟で白毛のカルパ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)が、武豊騎手を背に函館・ダートコースで仕上がりの良さをアピールした。

　追い切りは、アルシオーネ(5歳1勝クラス)、カルパ、マジカルステージ(5歳3勝クラス)の隊列でスタート。馬なりのまま直線に向くと、真ん中に入った直線は最後に促される程度でしっかりと反応。2頭に半馬身遅れたとはいえ、無理しなかったもの。動きは及第点だった。鞍上は、「先週は本馬場で普通に動いて、今週はダートだったが、時計的にも十分だった。注目されるだろうけど、態勢は整っていると思います。変にテンションが上がっていなかったのが良かったですね。当日も冷静に走ってくれれば」と期待感を口にした。