ワイルドウインドの2022は1億1000万円で(株)ライフハウスが落札(提供:日本競走馬協会)
10日、苫小牧・ノーザンホースパークで行われている日本最大のサラブレッド市場「セレクトセール2023」1歳馬セールにて、上場番号113番・ワイルドウインドの2022(牡)が1億1000万円で落札。矢作芳人調教師が日本競走馬協会のインタビューに応じた。
同馬は父サートゥルナーリア、母ワイルドウインド、母の父Danehill Dancerという血統。購買者は(株)ライフハウス。
母は独国産馬で、現役時代はアイルランドの名伯楽A.オブライエン師が管理。11年のG1仏1000ギニーで3着などの実績を持つ。曾祖母のMonevassiaは名種牡馬Kingmamboの全妹にあたる。
【矢作師のコメント】
──本馬の注目した点について
「やはりサートゥルナーリア産駒は僕は走ると思っています。良い種馬で、(ワイルドウインドの2022の)きょうだいを自分が担当しているということもあって、この馬を気に入りました」
──実馬の魅力について
「バランスですね。バランスがすごくいいと思いました。サートゥルナーリアの良いところが出ていると思っています」
──今後について
「やはりどの馬でも目指すはダービーですから、そういうところを目指せるような馬に育てていきたいと思います」
(コメント提供:日本競走馬協会)