デビュー戦を勝利で飾ったロアノークテソーロ(右、カメラ・荒牧 徹)
7月30日の新潟6R・2歳新馬戦(芝1400メートル=12頭立て)は、7番人気の
ロアノークテソーロ(牝、美浦・牧光二厩舎、父
ナサニエル)が競り合いを制し、デビューVを飾った。勝ち時計は1分23秒2(良)。
好スタートから促して2番手を確保。直線は鞍上の叱咤にこたえ、残り100メートルで逃げた2番人気の
ドルフィンスクエアをとらえると、後続の追撃を半馬身しのいだ。
父の
ナサニエルは凱旋門賞連覇などG1・11勝を挙げた名牝
エネイブルなどを送り出している種牡馬。木幡巧也騎手は「思ったより道中でフワフワしていたけど、そのぶんいい感じで脚がたまった。もう少し踏ん張りが利くようになるといいけどフットワークがいいし、使っていくことで改善していくと思う。上積みしかないですね」と今後の成長に期待を寄せた。