前々走のプリンシパルSを逃げ切ったパクスオトマニカ(ユーザー提供:あゆさん)
レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)では田辺裕信騎手から目が離せない。これまで7回騎乗して[1-0-2-4]の勝率14%、複勝率43%。19年に10番人気のハヤヤッコで勝利。また、15年に11番人気のタマノブリュネットで3着、16年にも6番人気のレガーロで3着に食い込むなど、何度も伏兵を上位に導いているのだ。
今年はダービー13着のパクスオトマニカ(牡3、美浦・久保田貴士厩舎)で参戦する。前々走のプリンシパルSを制しているように、このメンバーでは実績上位。過去3勝は全て逃げ切りだが、3走前のスプリングSでは差して掲示板を確保しているので、必ずしもハナにこだわるタイプではない。今回は初ダートがカギだが、叔父のサンデーウィザードは芝ダート二刀流で活躍しているので、秘めたる適性があるかも。4年ぶりのレパードS参戦となる田辺騎手の手綱捌き次第では、高配提供の使者となっても驚けない。