【エルムS】唯一の地方馬シルトプレ5着奮闘 石川倭騎手「十分勝ち負け」

2023年08月06日 17:10

5着と奮闘したシルトプレ(カメラ・高橋 由二)

◆第28回エルムS・G3(8月6日、札幌・ダート1700メートル=不良)

 4〜7歳の牡馬14頭が参戦したダート戦は、6番人気のセキフウ(4歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ヘニーヒューズ)が21年の交流G2・兵庫ジュニアグランプリ以来14戦ぶりの復活勝利で、同レース以来となる重賞2勝目、JRAでは同初勝利を挙げた。武豊騎手はバトルラインに騎乗した97年の第2回以来の2勝目。弟・幸四郎調教師との兄弟タッグでは、昨年のファンタジーS(ウォーターナビレラ)、今年1月のシンザン記念(ライトクオンタム)に続く3つめのタイトルとなった。

 2着は4番人気のワールドタキオン(斎藤新騎手)、3着は10番人気のロッシュローブ(浜中俊騎手)。ホッカイドウ競馬から参戦した唯一の地方馬シルトプレ(石川倭騎手)が13番人気で5着と健闘した。

 鮫島克駿騎手(ルコルセール=4着)「重賞のこの馬場にしては流れが落ち着きました。一歩目はつまずき気味でしたが、枠も良くリカバリーできるポジションに落ち着きました。最後はリカバリーしたぶんですね。力は重賞でも足りますし、ゲートが難しいのは分かっていただけに悔いが残ります。状態は、これで負けたら仕方ないぐらい素晴らしかったです」

 石川倭騎手(シルトプレ=5着)「砂をかぶらなくなってからは本来の走りができました。十分勝ち負けになります」

 池添謙一騎手(カフジオクタゴン=6着)「道中折り合って、すごくいいリズムでした。直線は外が密集していたので、内に行きました。じりじり来て、1700メートルにも対応してくれました。引き続きやれると思います」

 丹内祐次騎手(アシャカトブ=7着)「枠ですね。内がほしかったです。外、外を走らされました」

 菅原明良騎手(ペイシャエス=8着)「2列目で運びたかったんですが、予想と違う形になりました。休ませたぶん、気持ちは最後まで続いたので、次は頑張ってくれると思います」

 横山和生騎手(タイセイサムソン=9着)「イメージ通りでした。リズム良く、時計も馬場もピッタリでしたが、負けるにしても右回りと左回りの差が激しいですね。このクラスでやるには、まだ馬が気持ちの面で諦めるのが早いです。ポテンシャルはあるので、またやり直したいです」

 西村淳也騎手(ベレヌス=10着)「スタートしてトモ(後肢)を落としてしまいました。きょうは不完全燃焼でした」

 吉田隼人騎手(ファルコニア=14着)「本質的にダートが合うか分かりません。きょうの馬場も、プラスとは言いきれないと思います。前に行ってしぶとさを生かしていた馬がファイトせず、一度、立て直した方がいいかもしれません」

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