今年の大阪杯を制したジャックドール(牡5＝藤岡)が9日、連覇が懸かる札幌記念(8月20日、札幌芝2000メートル)に向け函館Wコースで1週前追い。テーオーヴァイナー(3歳1勝クラス)を6馬身ほど追走し、直線内から並びかける。しまい仕掛けられると、一気に突き放し約5馬身先着した。時計は5F65秒9〜ラスト1F12秒3だった。

　稽古をつけた仲田助手は「今週しっかりやろうと思って、時計もこれぐらいだろうと。追い切りはいつもよく動いてくれますし、(リードホースに)取り付く時の脚が凄くいいですね」と上々の感触。「順調に仕上がっています。それが何よりですね」と続けた。

　昨年の香港C(7着)から大阪杯、安田記念(5着)に続く武豊との4戦連続のコンビ。G1馬として今年も存在感を見せつける。