勝利したトモジャミと小林美駒騎手(右)(カメラ・荒牧 徹)
小林美駒騎手=美浦・鈴木伸尋厩舎=が、9月24日の中山8R・3歳上1勝クラス(ダート1200メートル=16頭立て)で
トモジャミ(牝3歳、美浦・鈴木伸尋厩舎、父ヘニーヒューズ)に騎乗し押し切り勝ち。今年3月のデビューから中山競馬場で初勝利を挙げ、JRA通算7勝目をつかみ取った。
前半600メートルが33秒2とハイペースにも慌てず道中は6番手からレースを組み立てた。4コーナーからじわじわと外から進出を開始。残り200メートルで前をとらえて先頭に立つと、最後までしっかりとパートナーを鼓舞し1馬身1/4差をつけてゴールに飛び込んだ。
小林美駒騎手は「2走前から駐立が悪いことがあってゲート練習をしてきて馬も理解してくれました。ハイペースになると思っていたのでいいポジションでリズム良く運べました」と振り返った。中山でうれしい初勝利には「2着があったり逃げてもかわされてしまったりしていましたし勝ててうれしいです。何より頑張ってくれた馬がすごいです」と相棒をたたえた。