ユートピアが引退、米で種牡馬入り

2007年12月14日 11:00

 日本で交流GI・4勝を挙げ、06年にゴドルフィンへ移籍した{horse=2000101615:ユートピア}(牡7、英・S.ビン・スルール厩舎)が現役を引退し、米・ニューヨーク州サラトガ・スプリングスにあるマクマホン・オブ・サラトガ・サラブレッズで種牡馬入りすることがわかった。種付料は7500ドル(約84万円)の予定。

 ユートピアは父が米G1・4勝のフォーティナイナー、母ドリームビジョン(その父ノーザンテースト)という血統。半兄に97年函館記念(GIII)など重賞2勝のアロハドリーム(父クリエイター)がいる。

 日本では栗東・橋口弘次郎厩舎に所属しており、02年全日本2歳優駿、03年ダービーグランプリ、04年、05年南部杯と交流GIを4勝。日本調教馬による初の海外ダート重賞制覇となった06年ゴドルフィンマイル(首G2)後、ゴドルフィンに400万ドル(約4億5000万円)でトレードされ現厩舎へ。移籍初戦となった今年5月のウエストチェスターH(米G3)を快勝し、日本・UAE・米国の3か国で重賞制覇を飾った。その後は、10月5日のメドウランズCH(米G2)で6着と敗れ、11月17日のスタイヴァザントH(米G3)2着が現役最後のレースとなった。通算成績34戦9勝(うちJRA18戦3勝、地方12戦4勝、重賞7勝)。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。