【週末情報】ライラック坂路で堂々の一番時計 有馬記念へ態勢に抜かりなし/馬三郎のつぶやき

2023年12月20日 17:19

有馬記念に出走予定のライラック(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

エチャケナ(20日・武山)

 土曜阪神9R・万両賞(芝1400m)に出走するエチャケナ(牝2歳、美浦・金成)は芝で10、11、7着と結果が出なかったものの、ダートに矛先を向けると2、1着。そのうえで、今回は芝替わりとなる。師は「芝、ダートうんぬんより、スタートが決まるようになったことが大きい。本来は芝の千四からマイルあたりが一番合っていると思う」と説明する。母は07年新潟2歳S覇者で、翌年の桜花賞とオークスでともに2着のエフティマイア。今後飛躍を期待できそうだ。

アグリ(20日・紺谷)

 土曜阪神11R・阪神C(芝1400m)を予定しているアグリ(牡4歳、栗東・安田隆)がこの日、栗東坂路を単走で上がり重点に1F11秒7。同ラップはこの日の最速タイだった。脚さばきそのものも力強く、スプリンターズS7着以来でも仕上がりはいい。2月の阪急杯以来となる重賞2勝目を狙う。

ロータスランド(20日・吉田)

 土曜阪神11R・阪神C(芝1400m)を予定しているロータスランド(牝6歳、栗東・辻野)は前走のスワンS3着時と同様に、この日も栗東坂路で活発な攻め気配を披露。4F50秒9-12秒3(仕掛け)を余力残しでマークした。今回もいい状態で臨める。

ポッドフラッター(20日・竹村)

 母に13年オークス2着馬エバーブロッサムを持つポッドフラッター(牡2歳、栗東・武幸、父ロードカナロア)が日曜阪神4R・2歳新馬(ダート1400m)へ出走予定。この日は栗東CWで併せ馬を行った。6、5Fはリズム重視で入り、4Fからしまいを伸ばす内容。キビキビとした脚さばきで直線もスピード感十分に3F38秒2-11秒6をマークした。坂路とCWを併用して順調にピッチを上げ、着実に気配は上向いている。当歳セレクトセールで8200万円(税抜き)で取引された良血でもある。

ライラック(20日・石堂)

 日曜中山11R・有馬記念(芝2500m)への出走を予定しているライラック(牝4歳、美浦・相沢)がこの日、美浦坂路を単走で追い切られ4F秒50秒4の一番時計をマーク。目標馬は不在のなか、ハイラップを刻みつつ上がりも37秒5-12秒8…最後まで集中した走りを見せた。心身ともに好気配で、大一番に向けて態勢は申し分ない。

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