自己条件で2勝目を狙うソニックライン(昨年7月撮影、ユーザー提供:ミヤキさん)
名牝
ソングラインの半弟となる
ソニックライン(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が、日曜東京5Rの3歳1勝クラス(芝1600m)で2勝目を狙う。
ソニックラインは父
リアルインパクト、母ルミナスパレード、母の父シンボリクリスエスの血統。半姉の
ソングラインは22年と23年の安田記念、23年のヴィクトリアマイルを制した名マイラー。曾祖母ソニンクを祖とする一族には
ロジユニヴァースや
ディアドラ、
スキルヴィングや
ランフォルセなど、活躍馬がズラリと並ぶ。
ここまで4戦1勝。デビューから芝で2戦続けて3着の後、ダートに転じた3戦目の未勝利で初勝利を挙げた。芝に戻った前走のジュニアCは5着。しかしながら発馬ひと息の上、序盤で他馬と接触する場面があった。それでも最後はしっかりと脚を伸ばしていたので、着順以上に評価できる内容。少なくとも芝がダメということはない。
今回も再び芝のマイル戦へ。鞍上には初コンビとなるC.ルメール騎手を確保した。偉大な姉の背中はまだまだ遠いところにあるが、まずはしっかりと2勝目を手にして、今後への足掛かりとしたい。