2日、東京競馬場で行われた東京新聞杯(4歳上、GIII・芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の6番人気
ローレルゲレイロ(牡4、栗東・昆貢厩舎)が、好スタートから先手を取ると、一旦は先頭を譲ったものの直線で再び抜け出し、13番人気
リキッドノーツをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。さらにハナ差の3着には12番人気
タマモサポートが入り、3連単は2,543,450円の大波乱となった。1番人気のカンパニーは4着。
勝った
ローレルゲレイロは、父が99年東京新聞杯の覇者キングヘイロー、母がJRA1勝の
ビッグテンビー(その父テンビー)という血統。06年6月のデビュー戦(函館・芝1000m)を制すと、その後は函館2歳S(GIII)、デイリー杯2歳S(GII)、朝日杯フューチュリティS(GI)、アーリントンC(GIII)、NHKマイルC(GI)でいずれも2着に入るなどの活躍を見せ、今回待望の2勝目を重賞制覇で飾った。通算成績15戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の藤田伸二騎手は
デアリングハートで制した昨年の府中牝馬S(GIII)以来となるJRA重賞制覇で通算74勝目。管理する昆貢調教師は
イイデケンシンでの07年全日本2歳優駿(交流GI)制覇などはあるものの、JRA重賞は初勝利となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。