【皐月賞】横山典弘騎手がセイウンスカイ以来26年ぶりの2勝目なるか 京成杯覇者のダノンデサイルで参戦

2024年04月10日 19:30

京成杯を制したダノンデサイルと横山典弘騎手(今年1月撮影、ユーザー提供:Vanguardさん)

「東のレジェンド」横山典弘騎手が、ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)で皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)の26年ぶり2勝目を狙う。

 横山典弘騎手はこれまで皐月賞に現役最多の31回参戦。初挑戦の88年にはメイブレーブで失格、90年にメジロライアンで3着と悔しい思いを味わった。しかし、9回目のチャレンジとなった98年にセイウンスカイで初制覇。一貫した流れを番手で追走し、4角で先頭へ。キングヘイローとスペシャルウィークの追い上げを凌ぎ、自身初のクラシックタイトルを獲得している。

 今年のパートナーはダノンデサイルだ。デビュー戦からコンビを組み、2戦目の未勝利で初勝利。その後は京都2歳Sに格上挑戦し、11番人気の低評価を覆してシンエンペラーから0秒1差の4着に食い込んだ。そして前走の京成杯で重賞初制覇。中団前寄りの追走からしっかり伸びると、アーバンシックの猛追を3/4馬身抑え、先頭でゴールを駆け抜けた。本番と同じ舞台での重賞勝ちは、陣営にとって大きな自信となったに違いない。

 中山で歴代最多の重賞79勝を挙げるレジェンド。今年2月に56歳となったが、勝負勘は全く錆びついていない。その手腕を今週末も遺憾なく発揮してくれることを期待しよう。

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