9日、東京競馬場で行われた白富士S(4歳上OP、芝2000m)は、江田照男騎手騎乗で14頭立ての13番人気だった{horse=2001109176:ヨイチサウス}(牡7、美浦・菅原泰夫厩舎)が、好スタートからすんなり先頭に立ち、道中主導権を握ると、直線では好位から伸びた11番人気ピサノパテックの追撃をクビ差退け優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(良)。さらにハナ差の3着には14番人気ヤマニンメルベイユと4番人気オースミグラスワンが同着で入った。1番人気のサンツェッペリンは直線伸びを欠き、13着に敗れている。
勝ったヨイチサウスは、父オペラハウス、母ボールドテスコ(その父サルノキング)という血統の青森産馬。03年9月にデビューし、5戦目で初勝利。その後も堅実に勝ち星を積み重ね、昨年のスピカS(1600万下、中山・1800m)を快勝してオープン入り。前走はディセンバーS(OP)に出走し、16頭立ての16着に敗れていた。通算成績45戦7勝。