2024年度のばんえい競馬が19日、帯広競馬場(直線200メートル)で開幕した。平日にもかかわらず、開催を待ちわびた大勢のファンが足を運び、全12レースの熱戦に見入った。

　昨年度の馬券販売額は前年度比0・86％増の559億5800万円で、10年連続で過去最高を更新した。来場者数もコロナ禍が緩和した影響もあり、同20・17％増の33万6289人で過去最高を記録するなど人気は右肩上がりとなっている。

　日程は毎週土、日、月曜日を基本に来年3月16日までの計25開催、全149日間の日程を予定する。重賞は全27レース実施予定。

　また「ばんえいアワード2023」も発表され、年間を通じて最も優秀なパフォーマンスを発揮した馬の「ベストホース(帯広市長賞)」に重賞3勝のメムロボブサップ(牡8)、「ベストジョッキー」には鈴木恵介騎手が選ばれた。